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2025.12.04

お遊戯発表会ってだれのため?

11月22日(土)お遊戯発表会が行われました。

 

発表会が行われる前は

毎日の遊びの中でもお遊戯発表会で使用する音楽がかかっていると、踊り出したくなる子や違う遊びをしていても口ずさんでいる子がいたり

少しずつ音楽発表会ムードが高まっていました。

 

満3歳児、年少組(3歳児)の子どもたちは初めてのお遊戯発表会の子どもたちが多いので

経験しているお兄さんお姉さんの練習を楽しんでいる姿から何か感じて欲しい

子どもたち一人ひとりの発表への参加の仕方を尊重したい

そんな願いが込められていました。

緊張していた子どもたちでしたが自分の力を信じて、友だちや先生の力を借りて

自分で決めた自分の役割を果たしていました。

 

年中組(4歳)、年長組(5歳)の子どもたちは経験していることを自分の力に、練習でも自分の意見や友だち・先生の意見に耳を傾けていました。

「もっとうまくなりたい!」

「お客さんを喜ばせたいよね!」

「じゃあ、どうしたらいいのかな?」

練習も終盤にさしかかり

「いまのいいね!」「かけごえしたら、そろうかも」

自分たちで答えを導き出していました。

自分で決めた役をひとりで発表すること、友だちと発表することを頑張っていました。

ひとりで舞台に立つこと…それはそれは緊張していたと思います。

でも、みんなで決めた振付や考えた発表の練習はほんとうに楽しそうでした。

お客さんが喜ぶためにだったら「できるよ」という気持ちに変わってきている子どもたちの顔は真剣でした。

自分たちがしてきた練習や取組み方に自信があるからこそ、自分の力、友だちを認める力、仲間を信じる力が育っているように思います。

 

そんな子どもたちの頑張りはお客さんにも届いています。

元気をたくさんもらいました。

「お遊戯発表会はだれのため?」と書きましたが、まぎれもなく子どもたちのものです。

しかし、子どもたちの発表をみて、私たち大人にも元気を届けてくれる…大人のためにも「お遊戯発表会」は必要なのかもしれません。

どんな発表でもいい。

子どもたちがやりたいこと、やってみたいことに挑戦するお遊戯発表会だったら「お遊戯発表会」という名前が変わっても、子どもたちを応援できる練習であれば、先生たちも何にでも挑戦したい!と思いました。

 

 

 

 

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